教室への想い

教室への想い

私は、音楽大学で演奏家コースというコースでフルートを専攻していました。
ふつうの器楽コースよりも、何倍も課題のあるコースでした。

1日6時間以上練習は当たり前でしたが、ここまで打ち込んで練習できるのは本当に貴重で、かけがえのない時間でした。

しかし不器用な私はこの時、
莫大な課題を体当たりで向かっていく事しかできませんでした。

達成感と劣等感を行ったりきたりしていて、音楽を楽しむという心の余裕はありませんでした。

「何のために音楽しているんだろう…」
そんな気持ちに何度もなりました。

しかし今は、
音楽を教える仕事でたくさんの方に関わるなかで、みなさんと一緒に音楽を楽しむ喜びを強く感じています。

日々の出来事をたくさん吸収できる
『豊かな心』と、
それを自分なりに『表現できる力』。

練習を通して『忍耐力』や
『自分で考える力』、
『人生を楽しむエッセンス』。

ひとり1人みんな音も違うし目標やゴールも違う。
みんな違っていいんだという事。

上手になる事よりも、ひとり1人の目標や気持ちを大切にしたいという気持ちで音楽教室を主宰しています。

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